アガベの発根管理の覚書(12月編)

DIY

11月にメルカリで購入した王妃雷神錦が根無しのカキ仔だったので発根管理をしていました。11月はまだ気温がそこそこ高かったのでYoutubeで評判の水苔の上に置いとく方法でやっていましたが、中々根が出ずあれよあれよと12月になり、気温がぐんと下がってしまいました。

調べてみるとアガベは25℃前後を維持すると冬でも発根するらしいのですが、我が家にそんな設備はないし、カキ仔一つを発根させるのにヒーターを買うのも馬鹿らしいので家にあるものでなんとかなんないかなぁと考えました。
条件としては、温度を維持でき、安全に長時間加熱し続けられ、出来れば電源が必要ないもの。ということで以下のものを用意しました

・保温バッグ
・Zippoのオイル式カイロ

オイル式カイロはオイルをいっぱいまで入れておくと24時間程度加熱し続け、水蒸気も多少発生するので湿度も保てる優れものです。なぜか家にあったこれを活用できる日が来るとは…(一緒に入れているのは初期不良でちゃんと表示されないSwitchBotの温湿度計

保温バッグにカイロを入れてその上に水苔に乗せたアガベを置き、夜は保温バッグを閉めて、昼間は開けとく、水苔が乾きそうなら霧吹きするという管理を1週間ぐらい続けてたら、

無事発根しました。
いやー良かった良かった、これがダメだったらダイソーで買った飲み物を温めるやつを改造してヒーターにしようと思っていました。

ちなみに、保温バッグ内の雰囲気温度は19℃前後を推移していました。水苔の温度は測っていないのでなんとも言えないのですが、カイロに触れているところ(鉢の下の方)は触ると温かいので35℃以上はありそうでした。なので、カキ仔の周りの水苔の温度は25℃近くあったのかなと思います。

こんな管理でも発根するのでアガベは強い植物だなぁと思いました(小並感)。冬にアガベの発根管理をしたくてオイル式カイロを持っているという稀有な人は試してみてください。

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